ボルドーワインが有名なフランスの村4選と特徴
ジロント県メドック地区ポイヤック村は、人口5.000人程度のワインの名産地です。
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、ロスチャイルド一族が所有するシャトーで作られます。
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルローなどをブレンドして作ります。
18世紀、ベルサイユ宮廷の晩餐会でポンパドゥール夫人が愛飲したため、王のワインと呼ばれています。
シャトー・ムートン・ロートシルトは、100年以上の努力により、第1級格付けを勝ち取ったワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルローなどをブレンドして作ります。
ラベルは毎年有名な画家がデザインしており、見た目も美しいワインです。
シャトー・ラトゥールは、サン・ランベールの塔がシンボルマークで、最も男性的な力強いワインと言われています。
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルローなどをブレンドして作ります。
50年以上の長期熟成が可能なワインで、ヴィンテージワインが人気です。
マルゴー村
ジロント県メドック地区マルゴー村は、人口3.000人程度のワインの名産地です。
シャトー・マルゴーは、作家ヘミングウェイが好んだワインで、最も女性的なワインと言われています。
カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルローなどをブレンドして作ります。
ポンパドゥール夫人がシャトー・ラフィット・ロートシルトなら、デュ・バリー夫人はシャトー・マルゴーを愛飲し、ワインの女王と呼ばれています。
ペサック村
ジロント県グラーヴ地区のペサック村は、メドック地区の南に位置します。
シャトー・オー・ブリオンは、メドック地区以外で唯一の、第1級格付けワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローをブレンドし、他のワインと比べるとメルローを多く使用します。
エレガントで飲みやすいワインと言われています。
ソーテルヌ村
ジロント県ソーテルヌ地区のソーテルヌ村は、グラーヴ地区の南に位置します。
シャトー・ディケムは、世界最高の極甘口白ワインです。
セミヨンを主体に、ソーヴィニヨン・ブランをブレンドして作ります。
ぶどうを菌に感染させて糖度を高めた、貴腐ワインです。